- 夏の雨がバスに与える影響は?
- 夏の雨って釣れるの?
- 有効になるルアーが知りたい。
こんな疑問にお応えします。
本記事の内容
ポイント
- 夏の雨がバスに与える影響とは?
- 夏の雨の日に有効なルアー2選
「雨の日は釣れる」と雑誌で書かれていたり、人から聞いたりしてもいざ釣り場に行ったら中々釣れない。こんな経験ありませんか?
そういう方達は雨がバスに与える影響を完全に理解出来ていないからかも知れません。
この記事を書いている僕は
バス釣り歴は8年目、多い時では週に4,5日程釣行して技術や知識を習得しています。
こういった僕が解決していきます。
目次
夏の雨がバスに与える影響とは?
夏の雨がバスに与える影響はそのフィールドの前提条件に絡んでくるので所謂、複雑系なのですが大きく分けて以下の3つの影響を与えます。
影響
- 影響① : バスの警戒心が薄まる
- 影響② : バスの活性が上がる
- 影響③ : 水質が変化する
順に解説していきます。
影響① : バスの警戒心が薄まる
雨が降るとバスの警戒心は薄まります。主な理由は以下の2つです。
- 水面が荒れるから
- 釣り人が減るから
水面が荒れる事でバスの警戒心は一気に下がります。なぜなら、バスから人間の姿が見えにくくなるからです。
当然、バスの真上を人間の影が通ったらバスは警戒してしまう訳ですが例えば、通常バスから3mの位置で気づかれてしまう所1,2mの位置に近づいても気づかれにくく、
仮にバスが障害物の際にいる事を仮定して釣りをした場合必然的にキャスト精度は上がり、バスのバイト率も高まります。
また、水面が荒れる事で少々雑なキャストや足音にも警戒心を与えづらくなります。
釣り人が減るから雨の日は単純に釣り人が減りその分プレッシャーが緩和される為、バスの警戒心も下がります。釣り人が少ない事での効果は大きく、例えば、普段は誰もが打つような普段釣れない一級の杭なども釣れてしまったり、バスが岸に寄りやすくなったりもします。
影響② : バスの活性が上がる
夏の雨に関してはバスの活性を上がる事が多いです。活性が上がる要因としては以下の2つがあります。
- 光量が落ちる
- 状況変化になる
光量が落ちるとバスの活性は上がります。バスは基本的にカバーの中やストラクチャーの際など、何かしらの影にいます。なぜならバスは太陽の光を嫌うからです。
ですが、太陽に厚い雲がかかり光量が落ちるとバスは活発に回遊しやすくなり必然的に活性は上がっていきます。
また、プランクトンは当然光合成をする訳ですが、日の光が届きが悪くなると水面近くに集まる傾向があります。そしてそれらにベイトフィッシュが集まる事でバスのスイッチも入ります。
この2つがリンクする事でバスの活性は上がります。
状況変化になる雨は急な状況変化になり得ます。
雨に限らず急な状況変化はバスのスイッチを入れる要因になります。特に、雨の降り出しと降り終わりには釣れる確率が高くなります。
影響③ : 水質が変化する
雨が降ると水質に少ながらず影響か出ます。
雨が降ると流れ込みから濁った水が大量に入り込みそのフィールドは濁ります。
そして、その濁りはルアーフィッシングにおいて大きなアドバンテージになります。
なぜなら、普段ならルアーだと分かって見切ってしまう様なバスでも視界が悪くなることによってあっさりとバイトしてくる事が増えるからです。
また、雨により新鮮な水が供給される事によりフィールド全体の溶存酸素量が増え、今まで一極に集中していたバスもあらゆる範囲を回遊しやすくなります。
夏の雨の日に有効なルアー2選
ここまで紹介した通り、夏の雨がバスに与える影響は大きくそれを考慮したルアーセレクトをする事で釣れる確率をググッと上げる事が出来ます。
そして、影響を考慮しると「アピール力が高く、広範囲を探れるルアー」これを満たすモノが有効になると思います。
具体的には以下の2つがおすすめです。
おすすめ
おすすめ① : スピナーベイト
おすすめ② : トップウォーター
順に解説していきます。
おすすめ① : スピナーベイト
雨の日は特にスピナーベイトがおすすめです。なぜなら、スピナーベイトはアピール量が高く、やる気のあるバスをいち早く釣っていけるルアーだからです。
具体的にはバジングで使うのが効果的です。バジングで使う事で表層付近を効率よく探れるうえ、アピール力が増し、更なるインパクトをバスに与える事が出来ます。
ここまで読んだ人の中には「スピーディーに探れる事は分かったけど、スピナーベイト=小魚の群れでしょ?僕のフィールドではエビがメインベイトだから使えないよ〜!」こんな風に思う方が居るかも知れません。
ですが、それは大きな間違いです。エビを食っている時にも釣れます。
“事実、トラウトでは似た様なルアーで「スピナー」があります。
トラウトではスピナーは”虫が多い時に効く”と言われています”。
どこが虫なの?って感じですよね。ですが、虫が多い時に効くのは事実です。
つまり、この手のルアーを何にイミテーションしてるかを考える事自体が間違っているという事です。
スピナーベイトは、「フラッシング」,「波動」,「スカートのボリューム」でとにかく目立たせて“強さ”でバスを引きつけるルアーという事です。
やる気のある状況下ならどんなベイトを食っている時でも超効果的になり、つまり夏の雨が降っている時には超効果的なルアーになります。
おすすめスピナーベイトは以下の3つです。
- クリスタルS
- Dゾーン
- ジンクス
スピナーベイトについて詳しく知りたい方はこちら↓
おすすめ② : トップウォーター
夏の雨が降っている時には、日の光が届きやすい水面近くプランクトンが集まる傾向があると先ほどもお伝えしました。
このため、プランクトンを捕食するベイトフィッシュも積極的に活動を初め、更にベイトフィッシュを捕食するバスも、表層付近を意識する様になりフィーディングモードになるためトップウォーターが有効になります。
加えて、トップウォーターはアピール力が高く結果が出るのが早い為、スピーディーに広範囲を探る事が出来きるので夏の雨が降っている時には有効になります。
特におすすめなのが以下の2つです。
- バズベイト
- ノイジー
オススメトップウォーターはこちら↓
まとめ
今回は「【バス釣り】夏の雨がバスに与える影響とは?【有効なルアー2選】」と言うテーマで解説しました。
夏の雨がバスに与える影響は以下の3つでした。
影響① : バスの警戒心が薄まる
影響② : バスの活性が上がる
影響③ : 水質が変化する
そしておすすめルアーは以下の2つでした。
おすすめ① : スピナーベイト
おすすめ② : トップウォーター
以上参考になれば嬉しいです^ ^