
- ベイトリールは何を基準に選べば良いか分からない。
- ギア比の適切な選び方は?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 「ベイトリールのスプール径」大きさによる特性の違い
- 糸巻き量の違い
- ギア比の選び方
初心者が良く勘違いしてしまう事で高いリール=良いリールと言うのは完全に間違った考え方です。
僕もバス釣りを始めた頃、高い道具を使えば釣果がupするのかな?などと思っていました。
ですが1番重要なのは
自分が使用するルアーのウエイトにマッチしたリールを選ぶ事です。
それでは、早速見ていきましょう。
目次
ベイトリールの失敗しない選び方 【ベイトリールはスプール径と糸巻き量で選ぶ】
スプール系と糸巻き量はリール選びに置いて最重要事項です。
これを見る事で、そのリールがどの様な性格なリールなのかを知る事が出来ます。
基本になるスプール系は34mm
バス釣りに置いて1番汎用性が高いスプール系がこの34mmです。
34mmと言うスプール系は10g〜28g程度のルアーを投げるのに適したスプール系であり、この10g〜28gのルアーはバス釣りに置いて1番使用頻度が高いからです。
例
- シマノ メタニウムmgl
- ダイワ ジリオンSVTW
スプール系が小さい事の効果
スプール系30mm程度のスプール系はスプール自体の重量が軽くなる為、スプールの周り出しが良くより軽いルアーを快適に投げたい時に適したスプール系です。
具体的には10g(3/8oz)以下のルアーを使うのに最適です。
例
- スティーズCT
スプール系が小さい事でのデメリット
軽いルアーを投げるのに特化している為、21g(3/4oz)以上のルアーになってくると、スプールのノイズが大きくなったり、トラブルが増えたりします。
太いラインが巻けないデメリットもあるよ。(そもそも軽いルアーを投げる時太いライン12lb以上を巻く事はほぼ無いので気にしなくてもok)
スプール系が大きい事による効果
スプールが当然重くなる為、スプールの周り出しは遅くなります。
ピッチングや近距離のキャストでルアーの軌道が浮き上がって狙いのポイントにキッチリ入れられないのが最大のデメリットです。
その他、軽いルアーの飛距離は低下します。
その反面、28g(1oz)以上のルアーを投げる際に飛距離や安心感が得られます。
(例)アンタレスDC
スプール系が大きい程、重いルアーを投げるのに適したヘビーなリールに、小さい程軽いルアーなどの繊細な釣りに適したリールになります。
糸巻き量
- 沢山糸が巻ける=スプールが重くなる
- 沢山糸が巻けない=スプールが軽くなる
つまり、後者は前者より軽いルアーを投げるのに適している事になります。
例えば、スプール径34mmのリールで
- スティーズAが115m
- スティーズSVが90mです。
この場合後者の方が糸巻き量が低く設定されている為、スプールの周り出しが良くなり、前者より軽いルアーを投げるのに適したリールになります。
ギア比の選び方
ギア比は以下の通り大まかに3タイプがラインナップされている事が多いです。
種類
- 種類① : ノーマル
- 種類② : ハイギア(HG)
- 種類③ : エクストラハイギア(XG)
種類① : ノーマル
結論からノーマルギアは「巻き物」を使うのに適しています。
ノーマルギアはリーリング時ハンドルに重みが伝わりにくく、巻物の様な巻き抵抗が思いルアーを巻いてくるのに使い易いギア比です。
種類② : ハイギア(HG)
HGは「テキサスリグ」や「ラバージグ」などの打ち物をするのに適したギア比です。
基本的にテキサスリグやラバージグはカバーに打ち込んで2、3回誘ってすぐ回収と言う使い方をする為、回収が早いHGを使う事が多いです。
種類③ : エクストラハイギア(XG)
XGはギア比が1番早いモデルです。
「対岸のカバーにフロッグを吊るして回収」こんな釣りをする時に適しています。
まず1つ選ぶ場合は何がおすすめ?

僕のおすすめはHG。丁度中間なギア比を使う事で大外れする事が無いからだよ。
まとめ
今回は「ベイトリールの正しい選び方 【ベイトリールはスプール径と糸巻き量で選ぶ】」というタイトルで解説しました。高いリール=良いリールではなくちゃんと使用するルアーに合わせたスプール系をチョイスするのが重要です。
以上参考になれば嬉しいです!