
- 水温による春バスの動きは?
- スポーニングを意識する水温は何度?
- 春に有効なルアーは何か
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- 水温10℃でバスは春を意識する
- 水温15℃でスポーニングを意識
- 春は巻物を使い分ける
日本には四季折々のパターンが存在し、例えば極寒の冬でもバスを釣るテクニックや方法論が確立されています。
バスはパターンフィッシュと呼ばれる様に季節によって大まかなバスの「動き方」が決まっています。
特に春はその傾向が1番顕著に出る時期でもあります。
実は、シーズナルパターンを知る事でバスはもっと簡単に釣れる様になるんです。
この記事を書いている僕は
バス釣り歴は8年目、多い時では週に4,5日程釣行して技術や知識を習得しています。
こういった僕が解決していきます。
目次
水温によるバスの動き

春は水温に左右される時期でもあります。
なぜならこの季節は水温が上がりだす時期であり、バスにとってのビッグイベントである
「スポーニング」を行う季節だからです。
春を意識し始める水温とは?
バスが春を意識する水温は一体何度なの?
それは水温10℃、つまり水温が2桁に突入したらバスは春を意識し始める時期です。
冬の間じっとしていたバスはディープ隣接型のシャローで動き出します(でかい個体)。
バスがスポーニングを意識する水温
バスがスポーニングを意識する水温とは?
水温15℃前後になるとバスはかなりスポーニングを意識し始めます。
オスバスはベッドを作る為に必然的にハードボトムのシャローを探し始めます。
一方メスは同じ水温でも水温が安定するレンジ、いわゆる「サーモクライン」に浮いている事が多いです。
サーモクラインとは水温躍層の事です。ボトム付近の冷たい水と、表層の暖められた水のラインが水中でくっきり出てるラインの事。

サーモクラインとは水温躍層の事です。
ボトム付近の冷たい水と、表層の暖められた水のラインが水中でくっきり出てるラインの事。
よく「春のメスバスは浮いている」理由はここにあります。
基本的なスポーニングエリアは「日光がしっかり当たる事」「外敵から卵を守りやすいシャローである事」が条件になってきます。
春は陸っぱりでバスが釣りやすい季節

スポーニングエリアがシャローである事からバスは岸を意識し、バスはアングラーのキャストが届く範囲に勝手に集中してきます。
そんな1発目に上がった段階のバスは完全にエサだけを意識している事がほとんど。
冬からの空腹が相まってバイトしやすいときています。
また、春のバスは目が悪くハードベイトで最も騙しやすい季節でもあります。
また、少し季節が進行すると(水温15℃)
スポーニングという行動をとる為にハードボトム周辺にバスが多く差してきます。
必然的に狙うエリアやスポットが限られ、後はその時の水温に合ったルアーを投入するだけで簡単に食ってきます。
デカバスを釣りたいのなら?

ビッグバスを簡単に釣りたいのなら、冬から春への過渡期にいち早くでかい個体がシャローへ差してくるタイミングを狙う事です。
具体的に何月頃が良いの?
標高にもよるのですが大体3月〜4月です。
シャローへ差すタイミングは「ビッグバスから」。でかい個体ほど体力があり、低水温でも動けるからです。
ですが、スポーニングも「ビッグバスから」と言われていますがこれは完全に間違った常識!
春の落とし穴なので注意が必要です。
春に有効なルアー

僕が春に良く使うルアーは以下の3つです。
- スピナーベイト
- クランク
- シャッド
先程も行った通り春はハードベイトが1番釣れやすくなる季節です。
その特徴を活かすならばスピーディーに探れるハードベイトを使うのが1番良いです。
3つタイプのルアーはアピールの強さで使い分けます。
アピールの強さとしてはシャッド<クランク<スピナーベイトこの順番です。
使いわけ
まだかなり寒い時期(水温10℃)前後ではシャッドを使う事が多く、
活発に餌を追い出す13℃当たりになるとクランクも多用していきます。
サーモクラインにメスバスが浮き出す様なタイミングではスピナーベイトを使って釣っていきます。
ざっくりとしていますが大体こんなイメージで釣っていけばokです。
まとめ
今回はシーズナルパターンの」春編」を解説しました。
日本は四季があり、それぞれの季節のバスの動きを知る事でより確信を持ってエリアを選択し更なる1匹に繋がると思います。
以上参考になれば嬉しいです^ ^