
- 各ギア比の特徴と用途が分からない、
- 初心者にはどのギア比がおすすめ?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 各ギア比の特徴とその用途
- 初心者におすすめなギア比とは。
この記事を書いている僕は
バス釣り歴は8年目、多い時では週に4,5日程釣行して技術や知識を習得しています。
こういった僕が解決していきます。
そもそもギア比とは?失敗しないギア比の選び方

そもそもギア比とはハンドル1回転に対してスプールに何周糸が巻かれるかと言う事です。例えば「6:1」ならハンドル1回転で6周糸が巻かれると言った具合にです。
ラインが巻き取られるスプール系が同じ場合、ギア比が高くなる程、ハンドル1回転分の糸巻き量はupします。逆にギア比が低いと巻き取り量は減るわけですが、その代わりにハンドルを回すのに要する力は軽減されるという特徴があります。

これは自転車のギア比のさと同じ理屈だね
これらの特徴を踏まえて用途に合ったギア比選びが出来れば釣果がupしていきます。
そして、リールのギア比は大きく分けて全部で以下の3種類があります。
- ローギア
- ハイギア(HG)
- エクストラハイギア(XG)

下に行くにつれてギア比は高くなり、それに伴って一回転の糸巻き量も多くなるよ!
そしてベイトリールにはこれら3つラインナップされている事が多いのですが、スピニングリールに関してはノーマルギアorハイギアの2択になることが多いです。
ローギアのメリット
ローギアのメリットはバスが低活性であるなどの理由から、ゆっくりとルアーを巻きたい時に有効です。
また、ローギアはハンドルを回すのに要する力が軽減される為、巻き抵抗が重いルアー(例えばディープクランクやリップ付きビッグベイトなど)を楽々と使えるメリットもあります。
特に真冬のバスの活性が低くて掛かりが浅くなる時期に有効です。真冬は掛かりが浅く、針が皮1枚だけ掛かっている状況が多々あります。そんな時ハイギアリールでやり取りをするとバラシを多発する可能性が高いです。こういった状況ではローギアのリールに助けてもらうのは大いにありです。
ハイギアのメリット
ハイギアのメリットはローギアと比較して楽に高速で引く事ができる事です。
その為、バスがハイスピードに好反応している場合や速巻きでリアクションバイトを取りたい時に有効です。
また、障害物周りを釣るとき、掛けた後にカバーや障害物に巻かれる怖れがあるロケーションではハイギアが生きてきます。巻き取りの速さを活かして、掛けたバスを障害物からいち早く引きずり出す事が出来るからです。
エクストラハイギアのメリット
エキストラハイギアはハイギア以上に巻き取りが早い事でより遠くにあるルアーを回収する時にいち早く回収できるのがメリットです。
例えば、対岸のカバーのみを打っていく様なシチュエーションで生きてきます。ギア比が高すぎるが故に、陸っぱりでどんなルアーでもベストに使用できるギア比では無く、あくまでサブ機として使われるポジシェンのギア比です。
初心者におすすめなギア比とは。

ここまで解説を聞いてある程度ギア比による効果とメリットデメリットが理解出来たと思います。
ここまで読んだ方の中には「結局どのギア比が初心者におすすめなの〜?」こう思っている方は少なくないと思います。
初心者におすすめなギア比はズバリ『ハイギア』です。
なぜならハイギアは主な3つのギア比の中間に位置し、1番汎用性が高いギア比だからです。
例えば、ハイギアからゆっくり巻けばローギアをカバーでき、ある程度早く巻けば、エクストラハイギアの速度域もカバーできてしまいます。
ですがこれがローギアになるといくら速巻きしてもエクストラハイギアの速度域はカバーする事が出来ないからです。
まとめ
今回は「【バス釣り】失敗しないギア比の選び方【初心者におすすめなギア比とは?】」というテーマで解説しました。
ギア比には大きく分けて以下の3種類がありました。
- ローギア
- ハイギア
- エクストラハイギア
そして初心者におすすめなのがハイギアでした。
以上参考になれば嬉しいです^ ^